第四話 デスノート エピソード4


「あーあ、今日も暇だぜ」

俺は猫。名前はまだない。

毎日がつまらねえ日常の繰り返し。

日向ぼっこして一日が終わる。



 そんなときだった。

 ポト


 空から一冊のノートが落ちてきた。

 庭に落ちたノートを見てみる。

 「デスノート?なんじゃそりゃ」

 たちの悪いいたづらだと思いつつノートをめくってみることにした。

 「なになに、このノートに名前を書くと死にます。以上」


「ほんとかよ。ためしに飼い主の名前でも書いてみるか」

そう思った俺は、テーブルからボールペンを取り出しノートに飼い主の名前を書いてみる。

「犬山犬男と。」

・・・・・・・

タタタタタ

「大変よ。マイケルちゃん!ご主人様が亡くなったわ!」

慌てた様子で嫁が言ってきた。

どうやらマジらしい。

とにかく飼い主が亡くなった以上この家にはいられない。

俺は、ノートとボールペンを持ってこの家から抜け出した。






・・・・・・


 3日後

 「今日、またなぞの心臓麻痺による死亡者がでました。」

 「八塚さん、またトラックの運転手ですね?」 

 「どの死亡者も猫をひいた現場近くからということもあり猫の呪いという 話もあります。」

 「私なんて猫をひかないようにびくびくしながら車のってますよー。」

 テレビのニュースだ。

 ここのところ同じ話題のニュースがメディア賑わす


「・・・・フ」

電気屋のテレビを見て通り過ぎの猫が笑う

そうこの猫、マイケルの仕業だ。

スタスタと何気なく歩き、廃墟と化したラブホテルへと向かう。
そこが彼の寝床だ。

「まだ俺の理想とする新世界への第一歩だぜ。人間どもが。」





・・・・

 3日後


 「流石の警察もこの俺を頼らないはずがないだろう。」

 この男の名は「A」と呼ばれる男。いつも天才と書かれたTシャツ、
通 称「天T」を着ている。

 数々の難事件を解決してきた男だ。

 次週、人類の存続をかけたバトルが始まる!?_





第4話へ・・・・・つづく?・・・・・

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